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木幡神社(栃木県矢板市)

木幡神社
栃木県矢板市

木幡神社は、平安時代初期の795年、坂上田村麻呂が蝦夷征伐の戦勝祈願に建立したと伝えられている。
本殿と楼門は室町時代中期の建築で、いずれも国指定重要文化財になっている。
「きばたじんじゃ」と呼ばれているようだが、文化庁のデータベースでは「こはたじんじゃ」になっている。

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楼門


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上層は三手先の組物に、軒の深い二軒の屋根が立派である。
隅の複雑な組物がめを惹く。


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右側の本殿が重文。
左側は拝殿。


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本殿前から、右奥に楼門。

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

泉福寺薬師堂(千葉県印西市)

泉福寺薬師堂
千葉県印西市

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泉福寺は印西市岩戸にある真言宗豊山派の寺院で、薬師堂は国の重要文化財に指定されている。
寺の創建年代は明らかではないが、室町時代の1556年に焼失後再建されたもので、薬師堂は建築様式から見てこの時の建築であると考えられている。
1981年に行われた解体修理により、1685年に現在地に移築されたことがわかった。
寄棟造、茅葺の三間仏堂で、和様と禅宗様の折衷様式である。


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建具等は後世に改変されたものだが、全体的に古材の保存状態もよく、垂木にも古いものが残っている。
中世における関東地方の建築様式を知る上で重要な遺構となっている。

印西市には、同規模の室町時代の寺院建築が他に2棟あり、いずれも国の重要文化財に指定されている。

栄福寺薬師堂
宝珠院観音堂

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

名盤コレクション-262 グラナドス/スペイン舞曲集他(ラローチャ)1994年

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グラナドス
スペイン舞曲集
  第1番 メヌエット
  第2番 オリエンタル
  第3番 サラバンダ
  第4番 ビリャネスカ
  第5番 アンダルーサ
  第6番 ロンダーリャ・アラゴネーサ(ホタ)
  第7番 バレンシアーナ
  第8番 アストゥリアーナ
  第9番 マズルカ
 第10番 ダンサ・トリステ
 第11番 サンブラ
 第12番 アラベスカ

詩的なワルツ集
  序奏  ヴィヴァーチェ・モルト
  第1番 メロディコ(旋律的に)
  第2番 テンポ・デ・ヴァルス・ノブレ(高貴なワルツのテンポで)
  第3番 テンポ・デ・ヴァルス・レント(ゆっくりしたワルツのテンポで)
  第4番 アレグロ・ウモリスティコ(速く、ユーモラスに)
  第5番 アレグレット/エレガンテ(速めに/優美に)
  第6番 クァジ・アド・リビトゥム/センチメンタル(ほとんど自由に/感傷的に)
  第7番 ヴィーヴォ(生き生きと)
  第8番 プレスト~アンダンテ~第1のワルツのテンポで
 
アリシア・デ・ラローチャ(ピアノ)
1994年3月25、28日録音

今年はスペインの至宝、アリシア・デ・ラローチャの生誕100年に当たる。
ラローチャは1967年の初来日以来、たびたび日本を訪れていて、自分もその魅力あふれる演奏に接することが出来た。
グラナドス、アルベニス、ファリャなど、スペインの作曲家たちの作品演奏では右に出る者がいない第一人者だが、モーツァルトやシューベルトなどの作品も得意にした。

エンリケ・グラナドスは1867年、スペイン生まれの作曲家で、ピアニストとしても活躍した。
スペイン舞曲集は彼の最もよく知られた作品で、中でも第5曲「アンダルーサ」は有名。グラナドスの作品はギターにもよく合うため編曲され、愛好されている。
詩的なワルツ集は初期の作品で、親しみやすく抒情的なワルツ集である。
ラローチャは両曲とも1950年代から60年代に録音していて、そちらも名盤とされているが、今回取り上げたのは1994年にニューヨークで再録音されたものである。
スペイン舞曲集に関して、ラローチャは作曲者によって改訂された別の楽譜を使用しているらしく、市販の楽譜とは異なるところがあると言う。

エンリケ・グラナドスは1916年、歌劇「ゴイエスカス」初演のためにアメリカを訪れたが、帰りの船がドイツ軍の魚雷攻撃を受け、48歳の若さで死去した。
第一次世界大戦の最中とは言え、余りにも理不尽で悲劇的な出来事だった。
この早すぎる死によって、スペイン音楽が受けた打撃の大きさは計り知れない。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

ユリカモメ@霞ヶ浦

ユリカモメ(第1回冬羽)
チドリ目カモメ科
体長39cm
撮影 2023.1.27

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ワイパーの上に止まるユリカモメ。
ここでは時々餌を撒く人が来るので、期待しているようだ。
餌付けは以前ほどには行われなくなったので、ユリカモメたちの一部は別の場所に移動している。一方、オナガガモはわずかしか見られなくなった。現金なものだ。

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

名盤コレクション-261 ベートーヴェン/交響曲第5番(エーリッヒ・クライバー/ACO)

エーリッヒ

ベートーヴェン/交響曲第5番
エーリッヒ・クライバー/アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
1955年9月録音

日付は変わってしまったが、1月27日はエーリッヒ・クライバーの命日である。(1956年)
この日は、モーツァルト生誕200年の当日だった。
エーリッヒ・クライバーが指揮したモーツァルトでは、「フィガロの結婚」(1955年録音)が名盤として名高いが、それは以前取り上げているので、今回はベートーヴェンを取り上げる。

https://papageno620.blog.fc2.com/blog-entry-6162.html


ベートーヴェンの交響曲第5番は、息子のカルロス・クライバーの演奏も名盤として人気があるが、聴き比べて見るとそのルーツは間違いなくエーリッヒの演奏にあることがわかる。
エーリッヒ・クライバーの偉大さを一番よくわかっていたのはカルロスだったに違いない。
偉大な父を持つ息子には、他人には計り知れないほどのプレッシャーがあるのだろう。その境遇は三代目の古今亭志ん朝に似ていると思う。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

名盤コレクション-260 モーツァルト/歌劇「ドン・ジョヴァンニ」全曲(クリップス/VPO)

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モーツァルト/歌劇「ドン・ジョヴァンニ」全曲
ヨーゼフ・クリップス/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ドン・ジョヴァンニ:チェーザレ・シエピ
 騎士長:クルト・ベーメ
 ドンナ・アンナ:シュザンヌ・ダンコ
 ドンナ・エルヴィーラ:リーザ・デラ=カーザ
 ドン・オッターヴィオ:アントン・デルモータ
 レポレッロ:フェルナンド・コレナ
 ツェルリーナ:ヒルデ・ギューデン
 マゼット:ワルター・ベリー
録音:1955年

結局のところ、一番凄いのはモーツァルトだと思う。
一人の作曲家しか聴いてはいけないと言われたら、迷わずモーツァルトを選ぶ。

今日(27日)、生誕267年を迎えたモーツァルトだが、実はずっと評価が高かったわけではない。
ひとつの節目になったのは1956年の生誕200年だったと言われている。
1956年という年は象徴的だ。フルトヴェングラーはすでに亡く、トスカニーニも引退していたが、ワルター、クレンペラー、クナッパーツブッシュなどの巨匠たちは健在で、その他にも綺羅星のごとき指揮者たちが割拠し、演奏史・録音史という観点からはまさに黄金時代だった。
なおかつ技術的にはモノラル録音からステレオ録音に切り替わる時期で、翌1957年にはステレオレコードが一般に発売される。
多くの優れたレコーディングが行われたことにより、モーツァルトの再評価が進んだと言っていいだろう。
デッカはモーツァルトの生誕200年を記念して、4大オペラの録音を行ったが、クリップスによる「ドン・ジョヴァンニ」はその一環であった。
タイトルロールのチェーザレ・シエピを始め、当時のベストメンバーが勢ぞろいした名盤である。

ちなみに「魔笛」「コシ・ファン・トゥッテ」はベーム、「フィガロの結婚」はエーリッヒ・クライバーが担当した。
エーリッヒ・クライバーは奇しくもモーツァルト生誕200年の当日に亡くなった。
クライバーの「フィガロ」は代表的な名盤として、ここでも取り上げた。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

亜種アメリカコハクチョウ@印西

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亜種アメリカコハクチョウ
千葉県印西市
撮影 2023.1.22

ここでは毎年1000羽以上のコハクチョウが越冬する。
関東では最大の越冬地と思われる。
個体数が多いので、亜種アメリカコハクチョウは必ず少数混じっている。
前回は見当たらなかったが、この日は1羽確認できた。
見た範囲では、オオハクチョウは確認できなかった。

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

HD800の応急修理

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愛用しているゼンハイザーのHD800は、13年目に入った。
ヘッドフォンというのは何年使えるものなのだろう。
ヘッドバンドとイヤーパッドはボロボロになったのですでに交換した。(ヘッドバンドは純正だが、イヤーパッドは安物の互換品)
ケーブルは断線のために交換した。(写真では取り外してある)


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左右のユニットは、ステンレスのピン1本で取り付けられている。
シルバーの部分は旭化成が開発したレオナという樹脂で、見た目よりも頑丈である。


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このピンが折れたらしく、左のユニットが外れてしまった。


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元の部分が折れたか、小さなネジが外れたのかも知れない。


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とりあえず、金属のテープを張り付けて応急処置をした。


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音質には関係ないところなので、まだ使えそうだ。
できれば次はイヤーパッドを純正に交換したい。純正品は東レのアルカンターラ製で、付け心地が全く違う。

テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

名盤コレクション-259 ブラームス/ピアノ五重奏曲(ハスキル、ヴィンタートゥールSQ)

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ブラームス/ピアノ五重奏曲

クララ・ハスキル(ピアノ)
ヴィンタートゥール弦楽四重奏団
 ペーター・リバール(第1ヴァイオリン)
 クレメンス・ダヒンデン(第2ヴァイオリン)
 ハインツ・ヴィーガンド(ヴィオラ)
 アントニオ・トゥザ(チェロ)
1950年録音

ブラームスのピアノ五重奏曲は、ブラームス31歳の1864年に書かれたもので、この編成での唯一の作品である。
初め弦楽五重奏曲(チェロ2本)として構想されたが、その後2台のピアノのための作品に改変され、さらにピアノ五重奏曲に改変された。
弦楽五重奏曲としての楽譜は破棄されたものと考えられ、現存しない。

ピアノ+弦楽四重奏という編成のピアノ五重奏曲は、モーツァルトもベートーヴェンも書いておらず、この編成での作品としてはシューマン、フランクの作品と並んで代表的なものである。
(ちなみにピアノ五重奏曲として最も有名なシューベルトの「ます」は、コントラバスが入る編成となっている。)
悲劇的な色彩を持つ曲だが、特に第3楽章のスケルツォは暗い情熱を感じさせ、ブラームスの作品の中でも特異な地位を占めるているように思われる。

クララ・ハスキルのブラームスは珍しく、スタジオ録音では唯一のものである。
ヴィンタートゥールはスイスの都市で、ハスキルはヴィンタートゥール交響楽団とはしばしば共演したようだ。


テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

ルリビタキ@坂田ヶ池

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ルリビタキ♂
スズメ目ヒタキ科
体長14cm
撮影 2023.1.22 千葉県成田市

前日どうしても見つけられなかったルリビタキだが、この日は割と簡単に見つかった。
光線の状態は厳しかったが、何とか撮影できた。
綺麗な♂成鳥で、生後4年目以降の個体と思われる。

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

1/22 潮来~成田~印西

2023.1.22
茨城県潮来市、北浦(白鳥の郷)
千葉県成田市、坂田ヶ池総合公園
千葉県印西市、白鳥の里
など

コブハクチョウ
コハクチョウ
亜種アメリカコハクチョウ■
オオハクチョウ
マガモ
カルガモ
ハシビロガモ
オナガガモ
トモエガモ
コガモ
ホシハジロ
キンクロハジロ
ミコアイサ
キジバト
カワウ
アオサギ
ダイサギ
オオバン
タゲリ
タカブシギ
イソシギ■
ユリカモメ
トビ
コゲラ
モズ
ハシボロガラス
ハシブトガラス
ヤマガラ
シジュウカラ
ヒバリ
ヒヨドリ
エナガ
メジロ
ムクドリ
シロハラ
ツグミ
ルリビタキ♂
ジョウビタキ♀
スズメ
ハクセキレイ
セグロセキレイ
タヒバリ
アオジ
以上44種+1亜種
■は今年初確認

茨城と千葉の数か所を廻る。
河内の蓮田のあと、久しぶりに潮来の白鳥の郷に行ったが、オナガガモの大群で埋め尽くされていた。
以前ほどホシハジロやキンクロハジロは多くなかった。
ここでもトモエガモが混じっていた。

昨日、ルリビタキを取り損ねた坂田ヶ池に行ったが、今日は比較的小鳥類が多かった。
ルリビタキも何とか撮影できた。

最後に本埜の白鳥の里。
相変わらず、コハクチョウとオナガガモばかりだが、前回見られなかったアメリカコハクチョウを確認した。

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タゲリ
茨城県河内町


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茨城県潮来市、白鳥の郷
ここでは、コハクチョウではなくオオハクチョウが見られた


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シロハラ
千葉県成田市、坂田ヶ池総合公園


ここまで80種+1亜種+その他4種

テーマ : 生物学
ジャンル : 学問・文化・芸術

ジョウビタキ@坂田ヶ池

ジョウビタキ♀
スズメ目ヒタキ科
体長14cm
撮影 2023.1.21 千葉県成田市、坂田ヶ池総合公園

ルリビタキが鳴いていた。
近くで小鳥が動いたので見るとジョウビタキだった。
鳴き声は続いていたが、マウスシンクロしていないので、近くにルリビタキが隠れているに違いない。
そのうち、青い鳥が飛んで来たが、ジョウビタキに追い払われてしまった。
このジョウビタキは鳴くことはなく、しばらく見やすい場所に止まっていた。
背後で盛んにルリビタキが鳴いているが、なぜか見つからなかった。
夏の山ではこういうことはよくあるが、冬だともっと見やすいのだが。。。


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最近、エナガの亜種シマエナガが人気があるが、ジョウビタキは負けず劣らず可愛いと思う。

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

1/21 坂田ヶ池

2023.1.21
千葉県成田市、坂田ヶ池総合公園

マガモ
カルガモ
ハシビロガモ
オナガガモ
コガモ
ホシハジロ
ミコアイサ
カイツブリ
キジバト
ダイサギ
オオバン
ノスリ
カワセミ
コゲラ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
ヤマガラ
シジュウカラ
ヒヨドリ
エナガ
メジロ
トラツグミ■
シロハラ
ルリビタキ■
ジョウビタキ
ハクセキレイ
カワラヒワ
アオジ
以上28種
■は今年初確認

午後から1時間ほど歩いて来た。
相変わらず小鳥類は少ないが、トラツグミとルリビタキを見つけることが出来た。
トラツグミは隣に飛んできたシロハラに気をとられている隙に見失い、撮影できなかった。
ルリビタキ♂はジョウビタキ♀と一度争って、飛んでしまった。盛んに鳴き声はしていたが、これも撮影できなかった。手強い。

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水面採餌するマガモ♀


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上空をノスリが旋回する


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遊歩道をコガモ♀が歩いていた


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ミコアイサ

ここで鳥を見ている人の多くはミコアイサがお目当てのようだった。
「今日はミコアイサがいない」とか「遠くに2羽いた」とか言う人がいたが、10羽程度はいたし、結構見やすかった。もう少しよく探せばいいのにと思う。
皆さん、「パンダガモ」と普通に言っているが、知らない人が聞くと正式名称と間違えるかも。


ここまで79種+その他4種

テーマ : 生物学
ジャンル : 学問・文化・芸術

名盤コレクション-258 ドヴォルザーク/ヴァイオリン協奏曲(マルツィ、フリッチャイ/RIAS響)

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ドヴォルザーク/ヴァイオリン協奏曲
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
フェレンツ・フリッチャイ/RIAS交響楽団
1953年録音

ドヴォルザークの協奏曲と言えば、何と言ってもチェロ協奏曲が名高いが、これも1曲だけ書かれたヴァイオンリン協奏曲もそれに負けない魅力を持っていて、もっと聴かれていい作品である。
稀代のメロディメーカーであるドヴォルザークが紡ぎ出す哀愁に満ちた旋律美と、民族的な響きは絶品である。

ヨハンナ・マルツィは1924年、ルーマニア生まれのヴァイオリニストだが、54歳の若さで死去したためか、一般にはそれほど知られていない。
一部には非常に人気があり、彼女のLPレコードが10万円以上の高値で売られているのを見たこともある。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

旧台徳院霊廟(埼玉県所沢市)

旧台徳院霊廟
埼玉県所沢市
撮影 2022.12.25

台徳院霊廟(たいとくいんれいびょう)は、江戸幕府2代将軍徳川秀忠を祀る霊廟建築で、1632年、増上寺の境内に造営された。壮大な規模を持つ建築群だったが、一部の建物を除き、戦災で焼失した。
焼失を免れた建物4棟のうち、惣門は芝公園内、ザ・プリンスパークタワー東京の正面に建っている。
残りの3棟(勅額門、御成門、丁子門)は1960年、埼玉県所沢市にあったテーマパーク、ユネスコ村に移設された。(ユネスコ村は2006年に営業を終了し、現在はゆり園として開花時期のみ公開している)
現在、3棟は狭山山不動寺(狭山不動尊)の境内にあるが、惣門も含め個人所有だそうである。(4棟とも重要文化財)
狭山不動尊に行く場合、勅額門をくぐることになるが、他の2つの門は直接通ることはできず、外観のみの見学となる。


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勅額門は台徳院霊廟の入り口にあった門で、後水尾天皇の勅額を掲げている。


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後水尾天皇の勅額


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勅額門内部から入口方向を見る。
西部ドームと正対していることがわかる。
現在、西部ドームは正式には「ベルーナドーム」と言うらしい。
命名権を買った企業には申し訳ないが、そういうのは嫌いなので西部ドームと呼ぶことにする。(最寄り駅は「西武球場前」駅)
おかしなことがたくさんあるが、ネーミングライツというのもおかしな制度だ。
財政が厳しいのはわからないでもないが、命名権を売るというのは、利用者よりもスポンサーが大事と言うことだ。


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勅額門をくぐると階段があるが、通行禁止で、狭山不動尊に行くには、左に坂道を上がって行く。
正面には御成門が建っている。
将軍が参詣する際に使われた門で、切妻の妻入りという珍しい形式の門である。


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門は通行禁止になっている。


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やや離れたところにある丁子門。
丁子門は、台徳院霊廟から徳川秀忠夫人、崇源院の霊牌所への通用門だった。
これは近寄れないので遠望だけ。

・・・・・・

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さて、3つの門は不動寺の所有ではないので、不動寺には不動寺の門がある。
不動寺の総門は、長州藩江戸屋敷にあった門を移築したもので、いかにも武家屋敷の紋らしく質素だが豪快な印象を受ける。


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埼玉県の有形文化財に指定されている第一多宝塔。
「第一」というからには「第二」があるのだろう。それは見逃した。
それより、多宝塔の隣に銅製の宝塔があるのが珍しい。


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円筒形の塔身に方形の屋根を載せたものを宝塔と言い、方形の一層目に円筒形の二層目を載せ、さらに方形の屋根を載せたものを多宝塔と言う。
宝塔には石造のものが多く、金属製のものはあまり見たことがない。
木造の宝塔については、以前池上本門寺の宝塔を取り上げた。

池上本門寺 宝塔

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

名盤コレクション-257 モンテヴェルディ/マドリガーレ集(ルーリー/コンソート・オブ・ミュージック)

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クラウディオ・モンテヴェルディ/マドリガーレ集
第4巻(1603年)より
 ああ、つらい別れ
 星に対して彼は打ち明けた
 あなたは私の心の人ですから
 この輝く目の一瞥で
 ああ、もしあなたが「ああ」という言葉を聞いて
 とても甘美に歌うあの鳥は
 こうして死にたいものだ
第5巻(1605年)より
 つれないアマルッリ
 ああ、ミルティッロ
 私の魂は
 けれどもあなたは、前よりも無情で
 ああ、麗しい太陽に向かうように
 あなたを愛しています、私の生命よ
第7巻(1619年)より
 何と甘美に
 私はリラを奏で
 金色の髪よ
第8巻(1638年)より
 恋する者はみな戦士だ

アントニー・ルーリー/コンソート・オブ・ミュージック
 エマ・カークビー(ソプラノ)
 イヴリン・タブ(ソプラノ)
 ポピー・ポールデン(ソプラノ)
 メアリー・ニコルズ(アルト)
 キャシー・カス(アルト)
 ジョセフ・コーンウェル(テノール)
 アンドリュー・キング(テノール)
 ポール・エリオット(テノール)
 リチャード・ウィストライク(バス)
 ジョン・ミルン(バス)

録音:1984年3月、1983年7月、1981年10月


クラウディオ・モンテヴェルディは1567年、イタリアのクレモナに生まれた。
ルネッサンス期からバロック期にかけて活躍した、イタリア最大の作曲家である。
オペラの分野における最初期の作曲家であるが、宗教曲や世俗歌曲であるマドリガーレの分野に重要な作品を残した。
なかでもマドリガーレ集は8巻の作品を残しており、モンテヴェルディの代表作とされている。
ここでは第4巻から第8巻の中から代表曲17曲が選ばれている。

コンソート・オブ・ミュージックはリュート奏者アントニー・ルーリーによって1969年に結成された古楽アンサンブルで、16世紀から17世紀にかけての多くの声楽作品を録音して来た。この分野では右に出るものはないと言える。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

1/15 牛久自然観察の森定例探鳥会

2023.1.15
茨城県牛久市、牛久自然観察の森
定例探鳥会
9:15~11:45

キジバト
カワウ
ダイサギ
コゲラ
モズ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
ヤマガラ
シジュウカラ
ヒバリ
ヒヨドリ
ウグイス
エナガ
メジロ
シロハラ
ツグミ
スズメ
タヒバリ
カワラヒワ
シメ
ホオジロ■
アオジ
以上22種
■は今年初確認

鳥が少ない冬を実感させる鳥合わせだが、今シーズンの傾向で仕方がない。


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寒々とした景色だが、気温はそれほどでもなかった。


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ユキヤナギにワタフキカイガラムシがついていた。
オレンジ色に見えるところが体で、下の白い塊は卵嚢だそうだ。
体の表面についている白い粉状のものは排泄物だと思われる。
これは多くの植物につく害虫らしいが、カイガラムシ類は種類が多く、知らないことが多い。
鳥がよく食べるビワコカタカイガラモドキや、世界三大益虫のひとつと言われるラックカイガラムシはこの仲間のごく一部だ。


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早咲きの梅が咲いていた。

最近の初認
ミヤマガラス■ 1/10 阿見町
カモメ■ 1/13 土浦市
ミサゴ■ 1/14 神栖市
オオセグロカモメ■ 1/14 銚子市
アカエリカイツブリ■ 1/14 銚子市

ここまで77種+その他4種

テーマ : 生物学
ジャンル : 学問・文化・芸術

正福寺地蔵堂(東京都東村山市)

正福寺地蔵堂
東京都東村山市
撮影 2022.12.25

東京都内には、国宝建造物が2棟ある。
ひとつは1909年に建設された洋風建築「迎賓館赤坂離宮」で、もうひとつがこの「正福寺地蔵堂」である。

正福寺は臨済宗建長寺派の寺院で、鎌倉時代の創建。地蔵堂は室町時代の1407年に建立された。

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山門越しに地蔵堂を見る


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山門は東村山市の有形文化財


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入母屋造り、一重裳階(もこし)付きで、屋根は杮葺き。
正面、側面ともに3間の身舎(もや)の周囲に1間の裳階が付いた形式で、平面はほぼ正方形である。
屋根の大きな反り、扇垂木(裳階は平行垂木)、礎盤上に柱を立てる構造、詰組、花頭窓、桟唐戸など、典型的な禅宗様建築の特徴を備えている。

鎌倉にある国宝「円覚寺舎利殿」に酷似しているとされているが、円覚寺舎利殿は通常非公開のため比較することが出来ない。
山梨県山梨市にある清白寺仏殿(国宝)がこれとよく似た形式の建物だと思われる。

清白寺仏殿

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

浄光寺薬師堂(長野県小布施町)

浄光寺薬師堂
長野県小布施町

前回の岩松院から南に500mほどのところにある真言宗豊山派の寺院。

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自然石積の石段を上ると、正面に薬師堂が建つ。


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薬師堂は室町時代初期の1408年に建立されたもので、国の重要文化財に指定されている。
茅葺き、入母屋造りで、小さいながら豪壮な雰囲気を持っている。
2007年に屋根の葺き替え工事が行われた。

テーマ : 建築
ジャンル : 学問・文化・芸術

アカエリカイツブリ@銚子

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アカエリカイツブリ
カイツブリ目カイツブリ科
体長47cm
撮影 2023.1.14 千葉県銚子市

今日は銚子に行ったのだが、天気は悪いし、鳥はいない。
明らかに今日行ったのは失敗だった。
そんな中で、アカエリカイツブリに出会えたのが唯一の収穫。ここでは大体見られるのだが、他の鳥があまりにも少なかった。

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

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